共に寄り添い餌を分け合って食べるオオカミとクマのカップル
人間たちが今だにお金や権力をめぐって奪い合いを続けている中、野生動物の中には一足お先に意識上昇して、助け合いながら生きている子たちがいます。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52185303.html より
若いオスのヒグマと、若いメスのハイイロオオカミが、お互いに分け合いながら夕食を食べあっていた。
夕暮れ時、鹿の死骸を発見した2匹。奪い合うことなく仲良く分け合って食べる。「なぜこの若い2匹が仲良くなったのかは正確にはわからない。ただ、2匹とも幼いころから何らかの事情で孤立していて、生き残るためにコンビを組んだ可能性もある」。と、これらの写真を撮影したラッシーは語る。
ラッシーは10日間連続で、このカップルがともに行動しているのを見たという。どちらかが餌をとればどちらかに分け与える。それが毎日続けられていたのだ。
2匹は、お互いの姿を確認するととても安心しているように見えたという。毎日午後8時から午前4時の活動中、2匹はずっと一緒だったそうだ。一緒にディナーをするのが日課になっているらしい。また、この森には他にもクマが住んでいるが、どのクマもオオカミのことを排除しようとせず受け入れていたという。