著作権と特許権の違い
むかしむかし20才頃、デザイナー学校へ行っていた私、遊び半分でぬいぐるみモデルを3点ほど製作してぬいぐるみ会社へ持って行ったことがありました。
おさるのシッポにバネを入れて逆立ち状態で、びよ〜ん、びよ〜んにしました。
その後、デザイン学校の先生に、「そのおさる、すごい売れたよ。」という話をしていたら、 「特許とって、歩合制収入にしていたら、100万円位入ってたんじゃな〜い?」と言われました。
その後、特許申請に関する法律をいくらかかじりました。
知的財産権の世界において、外国に利益を持っていかれてばかりの日本に危機感を抱いた政府は、 著作権をもっと身近なものにするべく力を入れています。
私は赤坂見附にあるサイエンスデザイン科をもつ赤坂彫金学院で、 幾何学デザインの勉強と共に、 著作権と特許権の違いをとてもわかりやすく教えてもらってます。
著作権なら、自分で簡単に申請できます。
以前弁理士の勉強を少しやっていた頃、この著作権と特許権の管轄は文化庁と特許庁とに分かれているなんて気がつきませんでした。
今回、教えてもらって初めて知りましたが、著作権なら、初回登録料3000円のみ。
それだけで、あとは、国境を越えて世界中に通用します。 しかも、本人が死んでからも遺産相続で50年も効力をもちます。
登録は、一週間〜一ヶ月で、できてしまいます。
対して、特許は、生存中20年間程度の有効期間で、初回登録料20〜30万円、あとは毎年ウン万円ずつ払わないといけません。
しかも、登録完了するまで、まだ権利になっていない内容を公開され、数年かかります。 そして、その効力は、国内のみ。
外国へは、1カ国につき、日本での登録料の2倍ほどのお金がかかります。
アメリカはほとんどを安価でお手軽な著作権でまかない、莫大な権利を片っ端から手に入れています。
日本では、面倒で範囲も小さい特許申請ばかりが知られていて、手軽で広範囲を網羅している著作権申請があまり知られていませんが、 それをきちんと教えてくれるところが皆無に等しかったのです。
アイデアマンには、ここのサイエンスデザイン科、オススメです。サイエンスデザインと著作権法、合わせて週1回(3時間)x23回で、全70時間ほど。
サイエンスデザインというジャンルもここの先生が初めて世に出したジャンルなので、他では学べないユニークな講座です。