明確に水晶ボウルといえるのは日本製クリスタルボウルだけ。

ダイヤモンドと炭が同じ元素だからといって同じモノだと言えるのでしょうか。

確かにダイヤモンドと炭の元素記号は同じ炭素(C)ですが、結晶構造が異なりますので別物なんです。

それと同じことが現在の多種多様なクリスタルボウル群にも言えます。

元素は同じSiO2であっても結晶構造が異なるため、花崗岩ボウルはあんなにも壊れやすいのだと思われます。
2011年の日本製造開始以来、水晶ボウルはまだ1個も壊れたという話を聞いたことがありません。水晶はとても強固な結合のため本来壊れにくいのです。

見た目重視で選ぶのか、音色重視で選ぶのかはその人次第。
音を通して、

水晶ボウルの波動と縁のある人、

花崗岩ボウルの波動と縁のある人、

セラミックボウルの波動と縁のある人。

どれに癒しを感じられるかも人それぞれのようです。

私自身は水晶ボウルの波動からだけでなく花崗岩ボウルの波動からも癒しを感じられますが、波動の細やかさは随分違います。

一度水晶ボウルの音を聞いてしまうと、花崗岩ボウルの音波動の荒さが際立ちます。
ある意味力強いともいえますが、演奏者次第で破壊のエネルギーにも十分なりうるものです。

セラミックボウルからは特に癒し効果というほどのものは感じられません。ふつうの楽器という感じです。今までの花崗岩ボウルに比べて重量も厚みも増しているようです。

 

水晶、花崗岩の元素: SiO2

セラミックの元素: C、Al2O3、SiCなど。広義には陶磁器全般であるが、狭義では金属酸化物。
        用途: 陶磁器、ガラス、セメント、石膏、ファインセラミックス。硬度は高いが、脆性破壊する。