クリスタルボウル音質と、妄想温度

●クリスタルボウルの音質とは。

クリスタルボウルの特徴は、共振、サスティン、倍音、これらの効果が十分に高いことです。

これだけ共振効果の高い心地よい音色が水晶楽器以上にあるでしょうか。
またその共振ゆえサスティン(持続音)もとても長いものとなっています。(それらが倍音だと勘違いしてらっしゃる方も多いようですが。)

良質な水晶ほどこの共振効果はより高く、サスティンもより長くなります。

共振、サスティン、倍音 これらが明確にわかればクリスタルボウルの音質の違いや素材の違いにも敏感に感じられるようになってくることでしょう。


●都市伝説レベルの妄想温度~

アルケミーボウルを紹介しているサイトをみつけました。 
な、なんと「6000度の高温炉で製造されたクリスタルボウル」とありましたぁ~~~。ついに天文的妄想温度になりつつあるようです。

太陽の表面温度が5510度、広島原爆1秒後の温度が3000度です。

まあ、私も以前はトーンズ社の言う炉温4000度という数字をそのままバカ正直に信じておりましたから人のことを笑えません。カード詐欺で数回も騙されたおかげでやっと目が覚めて自分で一から勉強しなおしました。

どんだけ妄想温度なのか温度の比較サイトがありましたよ。

地球上の物質で最も高い融点をもつ炭化タンタルハフニウム(Ta4HfC5)の融点が4215度です。
ロスアラモス国立研究所により開発された炭化タンタルとグラファイトから作られるこの複合材料は、これまで人工的に合成された材料の中で最も硬度が高い物質のひとつです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%BA%A6%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83 より
4000度~6000度で製造されるという伝説のアルケミーボウルが簡単に壊れるのはな~ぜ?

水晶の融点は1600度前後です。沸点でさえ2950度ですからそれ以上の高温は必要ないのです。長時間寝かせて焼成するための温度はそれよりもかなり低いのが当然ですし。水晶加工作業は融点と沸点の間の温度でなされています。