流し叩きとぶつけ叩きの違い
クリスタルボウルの基本である流し叩きと、破壊と吸込みのぶつけ叩きの違いを説明します。
●クリスタルボウル演奏の基本中の基本「流し叩き」とは、
ぼうるに並行にマレットを流します。手前から向こう側へ真っ直ぐにです。少しぼうるにさわる程度なので、演奏者のエネルギーに影響されにくく、最もピュアな音色になります。
音量は大きくなくても、この自然な風のような流れでサスティンが最も長くなります。
●破壊とエネルギー吸込みの「ぶつけ叩き」とは、
ぼうるに対して直角に当てる叩きです。「ぶつける」という行動は既に破壊の方向を向いています。
モロに、演奏者のエネルギーがぼうるの中へ入っていきます。水晶は吸い取り紙のような性質も持っていますから、そのようなことを続けていると、どんどんクリスタルボウルが変化してきます。
自分の個性を主張したい目的があるのならそれは自由ですが、ヒーリングには演奏者の個性は邪魔なものです。
癒されたくて聴きにきている人は、演奏者の強い自己主張よりも、透明感のある演奏者とピュアな音色を求めていると思います。
人の想念エネルギーはとても強いものです。自己主張型の扱いをしていれば、とても水晶自体の浄化力では追いつかず、音色が変化していきます。
流し叩き程度であれば、水晶の浄化力で常に新しくきれいな状態を保てます。