音がはじける
最近、私の演奏を聞いた人の感想。
「叩いて音を出すというのではなく、マレットが大和ぼうるにあたったときに音がはじけて生まれてくる感じ。」
たいていの人は
クリスタルボウルを叩いたり回したりするのが演奏だと思っておられます。
私は、
水晶ボウルを叩いたり回したりする意識を持たないでくださいね、と言っています。
自分が演奏する意識ではなく、自分が水晶をコントロールしようとするのではなく、
水晶ボウル自体の力で水晶の音を引き出そうとするのです。
見かけは打楽器のようですが、それは海外での使い方。
やまとの国では、水晶の癒しの力、新たな音の命を引き出すことに意識を置いています。
演奏者は巫女のように無心に神つなぎの導管として素直に演奏すれば、水晶の波動が引き出せるようになるでしょう。これはやり方ではなく、意識のありようだと思います。
すべてのパフォーマンスを取り除いて素の自分が純粋な水晶に向き合ったときに、初めて水晶との対話が始まります。