私の故郷と水晶のご縁

youtubeをみていたら、こんなのがありました。さわりだけですが。

 [宇野正美] 神秘の勾玉とは何か  https://www.youtube.com/watch?v=WXbw0Hdk080

 

私が生まれ育ったところは祖父母のいる島根県ではなく、皆生温泉と大山にはさまれた鳥取県米子市です。当時、日本で一番人口密度が低く、かつ人口あたりの医者と教員数は日本一多い県でした。

小学校~高校の頃は近くの小山や裏山に登ると六角柱の水晶が山の斜面からいくらでも頭をのぞかせていました。だから最初にきれいな石でコレクションしたのは水晶です。透明度が高く形のよいものだけを採ってあとは山にポイと戻していました。

高校時代は学校の裏山を休憩所代わりに友人や一人でしょっちゅう登っていたので、7-8cmのかかとのハイヒールで滑りやすい赤土の急斜面をスイスイ登れました。(もともと男子校だったので極少数の女子はほとんどルールが無きに等しい居心地のよい高校でしたw。)

で、水晶はどこにでもあってたくさん採れるものだと思っていたら、関東へ来てその話をするとみんな驚かれます。あれは珍しい環境だったのかな、、、、と。たまたまひとつの小山だけではなくて、たくさんの小山で赤土の間に無尽蔵にありましたから。

関東へ来て思ったのは、米子市の小山はこちらではめったに見かけないような色の赤土でした。山全体が黄色~オレンジ色です。雑草はそんなに多くなく、急な斜面を登るのに都合よくまばらに低木があったことを覚えています。

中学時代はカラフルな瑪瑙(めのう)も加わりました。クラスに瑪瑙を加工販売しているおみやげ店の子がいて、たんまりくれたからです。なんでも瑪瑙加工した残りの小さな破片石は店の前にじゃらじゃらと捨てていたのだとか。

花仙山:http://www.sanin-chuo.co.jp/shashin/modules/news/article.php?storyid=541177258