まだまだ騙される人がいる?

最近ネットで海外某クリスタルボウル店のページをみたら、4000度で作られたなどとまだ書いてありました。

水晶技術者さんに言ったら笑われる温度です。なんでも高温ならいいってもんではありませんが。水晶ではない何か別物なんでしょうか?

 

海外のCT店とCB店は、表の顔が違うだけでほぼ同じことをやっていて、なぜかネット工作している人たちが必死にアゲているのもこの2店舗。

この2店舗(CT店・CB店)共、「HPの作り」だけは広告のプロ。以前からそうですが、他所(K店)のメイン商品と同様の白・透明系ボウルは、極端に安価設定にして並べて見せています。最初から売る気はほとんどないのがミエミエ。他店の同類商品価値を下げるために出しているような商品。

海外ネットHPで販促効果を出しておいて日本の代理店で買わせる。でも日本の代理店にはその安価なクリスタルボウルは一切置いてない、置いてあるのは利益率の高い高額なクリスタルボウルばかりナリ、というしくみです。

  

宝石名称ボウルであれば、どんなに高額であろうがポンポン購入してくれる日本人。人は信じたいことを信じるのです。CT店をやめてCB店でも同じことを繰り返す。しかしそれでもセラミックガラスでなければ、まだ許せますけどね。

シリカSiO2でできていないアルミナ系(Al2O3)のセラミックガラスボウル。これを水晶バーナーでリペアしようとすれば、一発で粉々に砕け散るそうです。

 

ところでUSAの廉価クリスタルボウルはともかく、せめて高額なアルケミーボウルだけでもロゴ入れしようとしないのは何故でしょうか? 安価なシールを貼ってるだけなのはなぜ?

数十万円もする高価なものですし、メーカーとして品質にウソがなければ、ロゴは刻印すべきものと思います。

高価なアルケミーボウルの場合、表面がもし本当に天然石であれば、水晶も含めて天然石は硬いのでアクア*クリスタルがやっているようにレーザー刻印できますが、一般の塗料であれば柔らかすぎてレーザー刻印はまず無理なのだそうです。

 

海外クリスタルボウルのリペアができなくなった理由: http://yuki.ocnk.net/product/402

そのクリスタルボウルを製造した炉であれば、リペアはできます。しかし、セラミック素材の場合はリペアの方が製造単価よりも高くなるため、リペアしない/できないというでしょう。