日本の古式泳法
日本の古式泳法ってすごいなあと思います。
私の時代には100mほど泳げるのが平均でしたが、父親の時代では、一里(4km)、二里と泳げるのが普通でした。
川泳ぎできれば、海で泳ぐ方が簡単で浮きやすい。父は毎年海岸に沿って水泳大会があって何キロでも泳げたそうです。
プール世代の私など100mなんてもう死にそうなほど体力消耗するのですが、なぜ古式泳法だとみんなが何キロも遠泳できてしまうのでしょう。
http://matome.naver.jp/odai/2137329391114483801
甲冑姿でも泳げてしまうってすごいと思います。
忍者などそーっと体力使わずに水の中に潜んでいたんでしょうね。
私が一番ラクにスイスイ泳げたのは横泳ぎです。古式でよくみかける横泳ぎ、何パターンもあるようですが、やはり合理的な泳法なんでしょう。
背泳ぎもラクではありますが、腕を大きく回すと体力消耗になり、プールではちょっと目立ちすぎるのと前が見えないので混んでいるところでは邪魔になります。
戦後教育で西洋の競泳式水泳になり、ひたすらスピード競争になってしまっていますが、体力を温存しつつラクに泳ぐという古式泳法の方が、自然の中では理にかなっていると思います。
人との競争よりも自然の中でどれだけ水とうまく共存できるかの方が大切な気がします。
無駄に体力を消耗しないので、年配の方などに人気が出ているようですね。