ヘンプ
一般的に麻は夏服だと思っておられる方が多いようなのですが、最近はいろんな編地の麻生地が出ていて、冬服にも適しています。ヘンプは苧麻やリネンに比べて選択肢がとても少ない生地だったので、長らく私は、色柄の豊富なリネン生地からTシャツを作ったり、苧麻(本麻)着物リメイクをやっていました。
シーツ類はすべてリネンだったのですが、ヘンプシーツをたまたま見かけて良さそうだったので一枚購入して寝てみたら、その差に愕然としました。目覚めがスパッとしていて体がより軽く、いつもより数時間早起きになりました。もともと10時間睡眠が8時間睡眠になった感じです。
これは家族分も、ということで同じ生地を買って自分で作ることにしました。同時に中厚地で適当な伸縮性のあるニット生地もたくさん買って、パジャマ兼Tシャツ肌着を数枚作ります。これは最高に暖かそうです。今まではリネンのニット生地だったのですが、てざわりはヘンプの方がずっとしっかりしていますし、波動が高いです。
麻を生地に加工することは日本でもやっていますが、中国では国有企業なのだそうです。海外では麻の重要性を認識しているようです。西洋にはリネンの麻文化があり、日本にはもともと大麻文化がありましたが、今やクスリとしてしか知らない人が増えてしまいました。クスリは禁止されているのと専門性があるので、今はまだ庶民が活用するには早いのかもしれませんが、それ以外の衣類や日用品などにはできるだけ活用していけたら世の中の波動も高くなるだろうな、と思います。活用する人が増えれば、それだけたくさん作られることになり、製品の種類も増えてきます。
麻福さんの勉強会で、ヘンプシードをすり鉢ですって、それにヘンプオイルと天然塩を入れてパンにつけて食べたらとてもおいしかったです。
私は、オーラに強く影響を与える布生地に一番興味があったので、いろんな種類の生地を直接触ってみることができてとてもよかったです。ヘンプは空気の穴がたくさん空いていていろんな麻の中で一番吸水率が高いので、暖かくして汗が出てきてもサラッとさわやかな体感です。