壊れやすいボウルは水晶ではないでしょう
●壊れやすいボウルは水晶ではないでしょう
2010年までのアルケミーボウルの原料は花崗岩からできている珪砂でしたから、キメが荒くとても壊れやすいものでした。最近のアルケミーボウルの材質はいろいろあるようですが、壊れやすさに変わりはありません。
多くのリペア依頼ボウルを見てきた体験から言うと、珪砂でできたクリスタルボウルの破断面はザラザラしていました。
壊れた部分の破断面がつるつるしているのはセラミックボウルの特徴です。
セラミックはガラス質のものと陶器質のものとあります。
最近はセラミックブームですからいろんな技術ができているようです。
セラミックボウルの見た目はとてもきれいです。水晶ボウルや珪砂ボウルとは違って、装飾的デザインの色付けもじつに美しく乗ります。
ただセラミックは珪砂でさえありません。炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体です。
珪砂の原料である花崗岩は水晶とは違いますが、自然石ですからそれなりの癒し効果はあるようです。
セラミックボウルはどうなんでしょうか?手に持ったときにクリスタルボウルとは全く異質のエネルギーを感じます。
水晶とは勿論異なります。花崗岩からできた珪砂のクリスタルボウルとも違います。
高価なクリスタルボウルがあっちこっちで簡単に壊れているのはなぜでしょう?
よほどの破壊パワーがそこには存在したのでしょうか。
本物の水晶ボウルであればそんなに簡単に壊れるものではありません。