信号を守らないフランスより信号を守る日本の方が2.3倍も歩行者事故が多いと判明

信号を守らないフランスより信号を守る日本の方が2.3倍も歩行者事故が多いと判明

これ、海外へ行って、帰国した時に実感できます。

多くの方もそうだと思いますが、帰国すると、信号をあんまり信頼しなくなってる自分に気がつくのです。

フランスは4車線位はゆうにありそうな、やたら広い道路が多くて、横断歩道などのんびり歩いてたら向こうまで渡りきらないうちに信号が変わってしまう。あるいは、信号が歩行者側青になっててもふつうに車が横断歩道に突入してきたりします。一人だとわかりにくいので、複数で一斉に渡る方が車が止まりやすいといいます。

だから、仲間と「よーい、ドン」で、一丸となって一斉に(必死で)走った記憶があります。

信号が変わろうものなら、横断歩道に人がいようと一斉に車がビュンビュン脇を走り抜けていくので、生きた心地がしないらしいです。ちょっとトロい人は、広い道路の真ん中で青ざめながらよく立ち往生してた。見てる方がコワかったです。

中国はヒドかった。横断歩道などあっても車は減速さえしない。道を渡るのも命がけ。たった数日の滞在期間中、行く度に必ず交通事故を見る国。どっちも減速しない車同士で、事故がないのがすごいとさえ思えるようなトンデモ運転ばかり。

甥っ子は、中国へ修学旅行で行って、帰国したら「二度と行きたくない国。」だとよく言うようになり、こういう教育の仕方もあるんだと感心しました。

知人から聞いた話では、出張で行ったその日に交通事故にあって入院、退院したら即帰国って人もいたとか。結果的には、長居しなくてすんだので、その方がラッキーだったのかもしれないですけど。

日本の歩行者は世界一安心して歩き、信号や横断歩道や車を信頼しきっているのです。

日本の車は、マナーがいいと思います。でもフランスよりはるかに歩行者事故が多いということは、歩行者側ももう少し緊張感を持って歩くべきではないかな~と思いました。