ジェネリック薬の多くが、中国製・・・・・ジェネリックは利権の塊?
身内の一人が飲んでいた薬が代わったとたんに、本人が「効いてる」と言いだし、話題になりました。
たまたま病院が変わって、薬が変わったようです。
そこで、それまでの薬を詳しく調べたところ、なんとそれはジェネリックでした。薬局の最初のアンケートで、ジェネリック薬には×をつけていたので安心していたとか。
今、薬には商品名と一般名が設定されるようになり、一般名で出されれば、ジェネリックかそうでないかほとんどわからなくなっています。ジェネリックによる障害や影響がたくさん出てきて、カモフラージュのために薬の名前を複雑化したのかもしれません。
一般名の場合、薬局で「ジェネリックか」と聞いても、「同じ成分の薬です。」としか言いません。もう自分で一つ一つ調べるしかない状態です。
薬は全く同じ成分であっても添加物次第で、効き方はかなり違い、良いはずの効果が薬害になることさえあります。
薬は、成分だけが同じではだめなのです。医療現場のお医者さんはわかっている人が多いので、ジェネリックで悪化すれば、すぐに元の薬に戻します。
ジェネリックの50%程度は先発薬同様に効きます。20-30%はグレーゾーン。悪化はしないけれど、効果もない。
しかし、ジェネリックに変えたとたん、悪化する人は結構多いようです。
ジェネリック薬はロシアンルーレットです。なにしろチェックがほとんど無きに等しくて、お客様モニターレベルなのですから。
世界の中でも日本政府だけがジェネリック薬を異常に薦めているのは、理由があります。
ジェネリックの3割~5割ほどが中国製造なのです。チェックが甘いので、中国の得意なモノマネ分野です。添加剤はほぼノーチェックですから、良心的でない会社であれば何が入っているものやらわかりません。
同じ目的なら今は10種類以上の薬が出ており、政治的にジェネリックが有利なので、悪薬が良薬を駆逐しつつあります。
国民は3割負担ですから、薬にかける国庫負担はその2.3倍になります。
ジェネリックの半分近くが中国製であれば、その利権は数億~数千億円レベルになりそうです。
複数の利権者たちが存在し、中国との国交断絶にでもなればその利権はまるまる吹っ飛ぶわけです。先発薬があるので、国民は困りませんけどね。
各薬局に、先発薬よりはるかに手厚いマージンを出しているのですからよほどおいしいのでしょう。
wikiで調べると、「ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を同じ量使用し作られています。 違いは、お薬の形状や色、味、添加剤などです。 別の会社が特許を持っていて使えなかったり、飲みにくいお薬を飲みやすくしたり、安定性を良くするためにあえて変えることもあります。」とあり、特許料だけの違いだと勘違いしそうです。色だの味だの、飲みやすいだので説明しようとしていますが、薬で一番重要な部分は、効くかどうか、薬害になっていないか、という部分です。
以前は医者の処方(商品名)が優先されていましたが、
いつのまにか今は(処方箋は勿論必要です)薬(一般名)の製造メーカー選定に関しては薬局の裁量優先で投薬されているという恐ろしい状態になっています。
*商品名は、メーカーが固有に決めているので、薬を特定できます。
一般名ですと固有の薬を特定せず、一般名の中に入る薬ならどのメーカーでも良いということになります。
なんでもそうですが、複雑化するということは、何らかのごまかしがそこに存在するのです。
さらに問題は、海外でのジェネリック薬は、先発薬価格の1/5~1/10で十分な利益が出ているのに、
日本のジェネリック薬は、先発薬価格の1/2ですから、とんでもないジェネリック巨大利権ができあがってしまったのです。
日本の薬局は、先発薬を販売するよりも、ジェネリックを販売すると、マージンがたくさん入ります。
そのため、多くの薬局が、ジェネリックを優先して薦めてきます。あるいは、わからないように「同じ成分のお薬で、お安いです。」としか説明しません。まちがっても「同じ効果があります」とはいいません。効果ないものの方が多いのですから。
ジェネリックが先発薬と同じだというイメージを広めているのは日本位なものです。海外では、明確に異なる薬だという認識で、先発薬と同様の治験を必要としています。
対して日本は、先発薬の開発・治験には数億円かかっていますが、モノマネだけのジェネリック薬に関しては治験ともいえないモニター程度で認可が通ってしまいます。日本製、ドイツ製であっても、実際に作っているところは中国やアフリカというのもあるそうですので、さらなる実態は闇の中です。
危険な中国のニセモノ食品10選【チャイナ・アンセンサード】 https://youtu.be/2QlfbVI_7xk
これは、厚生労働省ルートの巨大利権だと思います。
年々薬局でのジェネリック割合は増えており、他に10種類ほどの選択薬があっても、「うちにはこのジェネリック薬しかありません」になりつつあります。
薬局が医者よりも薬に対しての裁量権が大きくなり、そこにはマージンと直結した販売戦略しか存在しなくなれば、日本の医療の中の薬害はさらに増えていきます。
日本だけがおかしくなっている: ジェネリック薬も、先発薬と全く同じ治験をするべきなのです。日本だけが同じ治験ができない、ということ自体がジェネリック薬の危険性を証明しているようなものです。
また、現場の良心的な薬剤師さんたちから、「先発薬の特許期限が切れたら、先発薬製造会社が薬価を下げて販売するべき。」との意見もあります。他の不明なモノマネ会社の参入は、薬の品質が落ちるだけなのです。先発薬には、経験値データが何十年分もあります。成分だけ同じにしても、効果(結果)として先発薬と全く同じものが作れるわけではありません。
自社で先発薬を研究開発している会社のジェネリックであれば、添加剤のことを熟知していますから、まだ良いのですが、ジェネリックしか作ったことのない会社のものは、非常に危険だと思っています。日本の大きいジェネリック製造会社で調べていくと商社というか倉庫しかないようなところもありました。全くのフロント企業にしかみえないところもあります。しかし、製薬会社名だったりします。
やはり製造会社をきちんと審査すべきは厚生省であり、そこが本来の仕事をしなくなっているのは問題です。