●USAクリスタルボウルのことがわかってくるリペア実例。

備長炭プラクティショナーのリペアがきれいにできましたので、ごらんください。

【リペア例.1】

底の厚みが1ミリほどしかなく非常に薄い作りで、購入後一度も使わないうちにクッションケースの中で自然に壊れていた備長炭プラクティショナーです。

製造元のトーンズ社にリペアを依頼して修理不可と断わられたものです。

この度、アクア*クリスタルでリペアに挑戦。壊れた底の部分をカットして新しく日本製の高純度水晶にて高温接着。底の厚みも2-3倍になり、大変丈夫になりました。音的には全く問題ありません。

ほとんどの炭色が残り、ツートーンで見た目もきれいですね。

 

【リペア例.2】プラチナローズボウル

 プラチナローズの口元の欠け。これは最も簡単に修理できますが、修理跡は残ります。音的には全く問題ありません。

修理後焼き入れしたところ、プラチナとアピールされていたところはレインボー塗料がはげて艶がなくなり白っぽくなりましたが、ベースのピンク色はかなり残っています。リペアしてみると製造過程などがよくわかっておもしろいです。

プラチナの融点 1768.3 ℃、沸点 3825 ℃ です。 水晶(融点 1610 ℃、沸点 2950 ℃)よりも高い温度です。 リペア時の温度で、プラチナが溶けて消えてしまうことは考えられないことなのです。

 

珪素からできているクリスタルボウルならリペアできます。珪素元素からできているとは、水晶原料か珪砂原料のことです。

水晶の会社では、セラミック等異素材ボウルは専門外のためリペア致しません。セラミックボウルは陶器かガラスの会社ならリペアしてもらえると思います。

再生・リペアサービス http://yuki.ocnk.net/product/402 のページをご覧ください。