クリスタルボウル在庫タイミング

クリスタルボウルはかなり特殊な製品です。調弦楽器などは人が音を調律しますが、クリスタルボウルの場合はできあがったボウルを調べて音階を明らかにしていきます。自然にできる音なのでヒーリング効果も高くなるのだと思われます。音を特定して作ろうとしない方がいいような気がしています。

ですが、提供する側としては、できるだけバリエーションの多い音を提供したいとも思っています。

一度に同じ炉で焼くと、どんなにサイズを変えてもほぼ同じ音階が偏ってしまいます。USAでは大量生産方式でしたので、一度の炉入れで50-100個製造しても3-4音階しかできませんでした。温度が同じということは音階的には非常に偏るということです。

また同じ温度設定していても長時間の間の温度変化までは同じにならず、各会社の一番の企業秘密が微妙な温度管理でもあるようです。おおまかなところはわかりますけどね。

大きな炉になるほど、せっかく発注書を変えてもいっしょに炉入れされないようにある程度の間隔をあけないといけません。

一度にたくさんの個数の発注はできず、発注書の間隔もあけないといけない、そうすると自ずと月のうちでも個数が激減している時期があります。どんなに激減しても1~3個程度であれば、いつでも選べる在庫は持つようにしていますが、4~7個セットですとやはり月のうちでも在庫が増えた時期にセットを組むか、来ていただくのがベストです。

ある程度の個数やセットを希望される場合は、早めに申し込みか問い合わせしていただくとちょうど在庫の増えたときにセットを作るかお知らせしますので、1-2ヶ月ほどで手に入ると思います。

 

セットの中にすべての音階を入れることは難しいことではありません。しかし、サイズと音階を同時に指定されると確率はぐっと低くなります。ある程度の期間、お待ちいただくことになります。