組成は同じでも構造の違いが、対衝撃性の差です。
こんにちは。
久しぶりにクリスタルボウル素材の説明です。
組成のみからいう場合は、一般のガラス(クリスタルガラス)に対して、水晶原料も珪砂原料もどちらも石英ガラスと言われます。
同じ石英ガラスといっても、もう少し専門的になると、透明石英ガラスと不透明石英ガラスという言い方をします。
透明石英ガラスは水晶を原料とし、不透明石英ガラスは珪石や珪砂を原料として製造されたもののことです。
水晶と石英ガラス(珪砂原料)は化学的には同じ組成物ですが、構造的には全く異なっています。
原子記号は同じものを含んでいるけれど、分子構造が違うということです。
例えば、一万円の人工ダイヤモンドと100万円の天然ダイヤモンド、これらは同じといえるでしょうか?
極端に言えば、クリスタルボウルの場合、そういうレベルで同じだという認識の演奏者が多いということも事実です。品質の違いを波動で認識できる人であれば十分にわかりやすい差があります。
水晶は結晶状であり、珪砂・珪石原料のものはガラス状(非結晶)です。
この構造の違いが耐衝撃性の違いとなり、海外製クリスタルボウルの壊れやすさに対し、ヤマトボウルの壊れにくさの大きな差となって表れています。
ヤマトボウルの水晶純度は99.99759%。世界トップクラスの品質です。