馬渕睦夫氏の講演会へ行ってきました。

国難の正体――日本が生き残るための「世界史」

馬渕睦夫 (著) 内容紹介 「国難」とは「グローバリズム」という潮流のことです。

グローバリズムとは、「民営化」「規制緩和」という拒否できない美名のもとに強烈な格差社会を生み出し、各国の歴史や文化を破壊します。

「世界史」といえば、「国家」間の対立や同盟の歴史と教科書で習ってきました。

しかし、戦後世界史には国家の対立軸では解けない謎が沢山あります(下記参照)。

日本では対米関係ばかり論じられますが、じつはアメリカを考える上でイギリスの存在は欠かせません。

政治も経済も日本はなぜこれほど低迷しているのか。

元大使が2013年に向け緊急提言!

戦後世界史の謎 東西冷戦は作られた構造だった

なぜ毛沢東の弱小共産党が中国で権力を握れたのか

朝鮮戦争でマッカーサーが解任された本当の理由

アメリカはベトナム戦争に負けなければならなかった

なぜかアメリカ軍占領後アフガニスタンで麻薬生産が増大した

「中東の春」運動を指導するアメリカのNGO

 

講演会に行って来て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

馬渕氏は、イギリス、インド、ソ連、アメリカ、イスラエル、タイ、EC日本政府代表部に勤務後、駐キューバ大使、駐ウクライナ兼モルドバ大使を歴任された人です。

大使ならではの情報の豊かさ、情報分析のシャープさ、頭脳だけでなく、人間的にもとてもすばらしい方だと感じました。

隠された情報でもなんでもないけれど、マスコミに洗脳されていては見えてこない事実が次々と浮かび上がってきます。

例えば、中共を援助していたのはアメリカということも特に隠された情報ではありません。その事実は何を物語るのか考えれば、自ずと世界の構図が浮かび上がってくるのです。

いまやグローバリスムという美名のもとに洗脳が完成しようとしています。人類が覚醒するのはこの日本からなのです。

 

この講演会には日本舞踊の花柳流師範もいらっしゃっていました。日本の着物はとても波動の高い衣服だと最近私は強く感じていたのですが、先生も着物のすばらしさを伝えておられました。

私は月に3回、民謡を習いに行っていますが、とにかくみなさんうまい!しかも民謡をやっている人たちは上品で波動の高い人たちが多いです。ポップスのボーカルも習いに行っていたことがありますけど、かなりレベルが違います。

民謡は10年、20年とやっている人たちがおけいこに来ているけれど、ボーカルは長い人で1年、あとは数ヶ月の人たちばかり。底が深いものと浅いものとの違いかもしれません。

西洋の音楽は横に広がる音、日本の雅楽は縦に伸びる音とよく言われますが、歌もそのとおりです。

ポップスの高音域は表層的な美しさを醸し出していますが、民謡の高音域は魂の入った力強い高音です。

さらに民謡には奥行きがあります。ボーカルは押し出していくやり方、民謡は押したり引いたりします。

日本の文化には心があります。工場の器械部品ひとつとってみても、外国製と日本製の違いは明確です。日本人技術者が作った器械部品には心が入っています。

樹齢の長い木に精霊が宿るように、縄文時代から続く何万年もの歴史がここ日本の高度で独特な文化を形作っているのではないでしょうか。