宇野正美さんのセミナーへ行ってきました。

先日は成瀬雅春さんのセミナー2回目、今日は宇野正美さんのセミナーへ行ってきました。

成瀬さんのセミナーでは、苦労も良いこともすべて体験するために楽しんでやっている、というのが印象的でした。

宇野さんのセミナーは初めてですが、youtube動画はたくさん見てきました。来られる方々は、比較的年代のバランスがとれているような感じを受けました。

が、今日のは聞きたくなかった。。。なんとなくわかってはいても認めたくない内容。知るのが早いか遅いかの違いだけなんでしょうけど。第三次世界大戦のことでした。中東ですから、日本は最も影響の少ない国ではあると思いますが、、、。宇野さんの予想では今年の9月頃だそうです。同時にハイパーインフレのことも言及されていました。貨幣価値が下がって(世界中で一番まともな日本円でさえ、実際以上に刷りまくってしまいましたから)モノの値段が数十倍になるかもしれないとか。。

そうなったら、ネットショップでは、カート注文している間に金額が変わってしまうかもしれません。何日までの入金なら表示金額x10倍で何日以降はまた変わります、とかそんなことになってしまうのでしょうか。すぐに値上がりしてしまうたくさんの商品を一つずつ変更なんてできませんので、表示金額x○倍で対応しないといけなくなるのかもしれません。

私たちの世代はハイパーインフレを経験していませんからわかりませんが、父や祖父の世代は体験していて、子供の頃そういう話を聞いていました。

若かった頃の父は戦争前後に1000円ほど貯金があり、それは家一件買えるほどの価値があったのだそうです。ところが、戦後まもなく幣貨切り下げに会い、ただの1000円になり(今の価値で一万円ほどの感覚だったようです)一ヶ月の給料分にもならなくなり、貯金するのがばからしくなってしまった人です。収入は多めでしたが、片っ端からお金をモノに替えていく習性になってしまいました。

余裕のあった祖父は、戦前から大企業やら多くの会社の株券をたんまりと持っていましたが、それがすべて紙くずになってしまいました。

祖父が「これみんなただの紙切れになってしまったわ」と言って、幼い私に見せてくれた大量の株券、それが一生頭に焼きついて、私はどんな時期でも株に手を出したことはありません。お金もいい加減だけど、株はさらに輪をかけてヤバイシロモノだという感覚を子ども時代から持っていたからです。

チマチマとシルバーコインなどをプレゼントにしているのは、紙幣はハイパーインフレ時に紙切れ同然になってしまうけれど、そのもの自体に価値があるものであれば、少しは役に立つときがくるかもしれない、と思っているからです。ちょっとの間でも役に立つかもしれません。

日本円が一番強いようですが、それでも世界の影響を全く受けないわけではないでしょうし。。