異常に長持ちする我が家の機械もの

よくスピ系で、自分の周囲ではすぐに電気製品が壊れてしまうという話を聞くことがありましたが、うちは逆で、平均寿命を大きく越えて長持ちしているものが多数です。

軽自動車は新車で購入して16年間元気に走り、引越しで手放した時、整備工場の人がまだ使えるし欲しい人がいるのでと廃車費用なしの謝礼金5000円までくれました。

ほぼ私のコートみたいなもので、車検場へも自分で行く位マメに手入れしていました。最初の車検では、助手席ポケットに赤ん坊を入れていき、車検場窓口にたむろってたトラックの運ちゃんたちの話題になっておりました。数十年前の話です。

並行して所有していたワゴン車も新車で購入して18年間走りました。こちらは、最後の日にディーラーへ運転して行ったときに、途中でボンネットからボワッと煙が立ち上り肝を冷やしましたが、あと1kmほどだから、なんとか持ちこたえてくれ~~という念力で、たどりつけました。

ディーラーについたら、そこのお店のスタッフが5~6人ワラワラと出てきてみんなでうちのワゴン車の周りを取り囲んできたのでびっくり。ボンネットから煙がもわもわと立ち上っていたので、まあ、いまどきここまで乗り切る人も珍しいのだろうなあ、、と。

機械ものは新品で買って、やさしく可愛がって大切にするのが得意です。ですから手放すときには、思わずペットを手放す心境で涙が出てしまいます。

水晶のような鉱物と同様に機械ものとはコミュニケーションをとりやすい体質のようです。

 

最近、根拠は直感だけだったのですがねばって、20年ものガス給湯器を復活させることができました。

うちのガス給湯器はだいたい20年になりますが、最近は安定して働いてくれています。

修理に来た3人(3回)は「もう寿命だから買い替えの時期です。」といったのですが、なぜか絶対に修理できるという確信のもと、「ちゃんと修理のできる人に来て欲しい」と再三電話してやってきたのがリーダー格の人でした。

同じ会社の人ですが、4人めでやっと真面目に給湯器内部を見てくれる人が来たのです。その前の3人は、フタカバーを開けてみただけで、不調の原因は何も説明なし、修理なし。不調原因の説明を要求しても答えられず、どうみてもまともに修理できる人とは思えず、あるいは年月がたっているものは、修理せず買い替えを薦めるように言われているのかもしれません。

ガス給湯器など大物家電の修理部品在庫はだいたい10年ほどで終了します。その後は、保管部品が切れるまで。なので、10年前後で、消耗部品は交換しておくことにしています。そうすれば倍の期間安心です。今年、アナログリモコンだけ交換して再出発した我が家のガス給湯器。ガス給湯器は床暖房にしか使っていませんが、あと何年使えるものなのか、限界に挑戦中です。