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店長日記
世界で一つしかないお店
2016年12月16日

今月の元気の学校には、野口種苗の社長さんが出ておられました。

社長は、もとは手塚治氏の「火の鳥」の編集をしておられたそうです。

そして今は世界でただ一つだけの「固定種だけのタネ屋」をやっておられます。

http://www.daichi-m.co.jp/blog/ebichan/2008/12/post-191.html

ほかは固定種を扱っていてもF1種も扱っているか、F1種のみのお店ばかりのようです。

見栄えの良さがメインになり、子孫を残せないF1種。

野菜本来のおいしさがあり、子孫を残せる固定種。

栄養的にも本物の野菜と、野菜もどきの違い。

最近はめしべだけで成長する雄性不稔種へ変化しているそうです。

それらの野菜はネズミさえ避けるのだそうです。

現代人はネズミも食べない野菜を食べているということらしいです。

例えばにんじんなら、中まで赤いのがふつうだと思う主婦が多いため、そのように遺伝子操作されたにんじんになってしまっているけれど、本来のにんじんは中は黄色なのだそうです。

 

F1種(ハイブリッドであり、雑種。)

現在の遺伝子組み換えは、アグロバクテリウム法(根頭癌腫病菌を遺伝子に組込む)が主流。

 

現代社会の経済利益優先主義では拡大すれば良いのだ(勝ち組とか成功とか)という洗脳があったと思います。

小さな規模でも本当に質の良いものを継続的に提供していくことの大切さを実感します。

 

うちも世界で唯一の純粋な水晶ボウルを扱っていますので、ジャンルは違えど共通感覚があり、この野口種苗の社長さんのお話にはとても共感致しました。

 

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