2013年02月09日
●日本製クリスタルボウルは天然水晶から作られています。「珪砂」と「天然水晶」の違い
第一世代 クラシックボウル
第二世代 2010年までのアルケミーボウルは「珪砂」から作られています。
珪砂は花崗岩あるいは珪岩と呼ばれる岩が、雨風、あるいは振動によって細かくなり、粒状に変化したものです。
珪砂は、科学的には二酸化珪素(SiO2)を中心に組成されています。この二酸化珪素は地球の地殻上の約55%を占めており、ほぼ無尽蔵に存在しているため安価です。
よくこの「珪砂」のことを「水晶の粉」と言っているようです。まちがいともいえませんが語弊があります。
「水晶の粉」という名称ですと、おそらく一般の人たちは天然水晶を砕いて粉にしたものだと思ってしまうでしょう。
そうではなく、もともとが花崗岩等の粒なのです。つまり分子構造はSiO2ですが、一度も結晶化水晶になったことのないものが珪砂なのです。
水晶と花崗岩・珪岩は見た目的に全く別物ですが、化学的にいえばほぼ同じものなのです。 「水晶の粉」というより 「水晶と同じ分子構造を持つ粉」 といった方が近いんですけど、そんなネーミングでは誰も歓迎しませんわね。
「珪砂」は一般的にはガラス製品の原料として使われています。
その他にソーダ灰や石灰などを混ぜ合わせ、1000℃~1,400℃の高熱で融解し作られます。
この「珪砂」をガラスよりもさらに高温で融解し作られたものがアルケミーボウルになります。
2011年以降製造のアルケミーボウルからはセラミック製ボウルが見つかっていますから、もう高温の必要な「珪砂」さえ使っていない可能性があります。セラミックは陶器ですから低温で製造でき、水晶とは分子的にも全く別物です。「陶器」や「ガラス」に分類されるものであり、水晶でないことは確実です。
第三世代 日本製クリスタルボウルは、「天然水晶」を砕いて溶融して作られていますから結晶化した水晶が原材料です。
天然水晶から作られた波動の高いクリスタルボウルです。
だんだんと世界が高い波動へ向かい、波動が繊細になるにつれ、クリスタルボウルにより適した素材が出現してきたのだと思います。
*このようなパワーも天然(結晶化)水晶ならではのものでしょう。
http://www.ne.jp/asahi/aquarius/messenger/stone_020.htm
花崗岩(別名は御影石:グラナイト):SiO2 を76.83%含む鉱石。
石英(せきえい:クォーツ):SiO2 が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自然結晶をなすことが多い。結晶化石英の中でも無色透明なものを水晶という。
*ちなみに純度というのはSiO2の純度のことです。