2015年10月28日
あと3週間で製造開始5年目に入るという日、ついにヤマトボウルが壊れました。まあ、100%壊れないものではないということを忘れかける位、何百個も壊れずにいてくれました。移動中の不慮の事故のようです。
考えてみれば、数百個もの水晶加工品が4年間壊れなかったこと自体、すごいことではないでしょうか。
つらつら考えることがあるのですけど、アルケミーボウルは本当に壊れやすかった。今はリペアもしないらしいので、買い替え需要を作り出している、いい商売ですね。
対してヤマトボウルは何年間も壊れないし、壊れたらリペアできます。
現代の経済は買い替え需要を煽る消費経済なんですね。
電気製品、日用品、なんでもどんどん買え買えとアピールしてくる。まだ使えるうちから捨てて新しいものを買わせようとする。
昔の着物など、親子3代使うというのも珍しくありませんでした。丁寧に使って、ある程度になったら、縫い目をほどいて洗い張りしてまた新品のように縫い直す。それを繰り返しながら使い、親から子へ譲り渡す。遺品の中には決まって着物がありました。
釘にひっかかっても破れないで逆に釘が抜けてしまうといわれるほど丈夫な牛首紬や、3代たっても色が褪せない泥大島紬など、世界的にみても日本にしかありえないような衣服もあります。
使い捨て経済はもうたくさんだと思います。大切に使って次の代へつないで送る物を作っていきたいと思っています。
クリスタルボウルの場合は正しく扱えばいつまでたっても新品同様ですが、まちがった扱い方をして吸い込みさせてしまうと、音も伸びなくなりますし、悪いものを溜め込んでいきます。それでは浄化の反対になってしまいます。
まちがった使い方をしている人たちがいかに多いか、とても残念なことです。クリスタルボウル奏者というのはたくさんいるのに、本当に水晶のヒーラーさんたちはまだまだ少ないのが現状です。
目に見えない波動の世界ですので、全体の波動が上がって本当の水晶波動を認識できるようになるのを待つということと、今できる範囲のことを地道にやっていくことだと思っています。
アルケミーボウルは、 塗料たっぷりなのでアルケミーといいます。天然石はアルケミーとは言いません。塗料のメイン原材料は金属です。それに合成化合物が含まれます。
アルケミスト、つまり金属専門ヒーラーさんは日本に多いようですが、金属ヒーリングはクリスタルボウルとはまた別物でしょう。クリスタルボウルとはもともと水晶由来のものだからです。
白透明系クリスタルボウルの中にアルケミーボウルを1個だけお持ちの場合は、クリスタルボウルにティンシャなどポイント音を入れる感覚で使われるといいかと思います。