2013年12月08日
健康サプリメントの摂取が健康を害する!?:研究結果
ひとつの成分を分離して錠剤で供給することは有益か?
こうした栄養素が(野菜や果物を通して摂取すれば非常に貴重なのだが)どのように人体に供給されるかにかかっているという仮説が立てられている。
おそらく、サプリメントを機能させるためには、食品の中に存在するが錠剤には含まれないほかの成分が必要なのだ。「プロセスは非常に複雑なので、ある成分を分離してサプリメントのかたちで供給しても、有害ではないにしても無益となる」 http://wired.jp/2013/12/05/harm-of-supplement/ より
あるサプリメントの本によると、
◎99・9%が添加物の葉酸
◎人毛を原料に使うアミノ酸
◎工場の人が誰も飲みたがらないサプリメント
などなど書いてありますが。。。。
親類に製薬会社の研究開発部門で仕事をしていた人がいて、健康な人なら健康サプリメントの摂取はしない方がいいと身内には言っていました。
栄養が吸収されないため、身体が吸収しようと無理をしてその結果、内蔵が固くなり内臓を壊してしまうのだそうです。
どうやら内臓を壊すのがタブレットサプリメントのようです。
サプリメントそれ自体には栄養が含まれているのかもしれません。でもそれを人間の身体が吸収できないということが問題なのです。人によっても違いますし多少は効果がある人もいるかもしれませんが、タブレット効果以上に内臓を壊すリスクの方が大きいようです。
健康食品は身体に有効な成分をどこまできちんと消化吸収できるものなのかがポイントです。今は玉石混合でまだまだ少ないですが本当に良いものもあります。
よく、医者でもらう薬はダメで健康タブレットがいいと思っている方もいるようですが、医者でもらう薬はふだん薬に頼らない生活をしている人が少しでも飲むとテキメンに利きます。同時にどんな薬でも副作用はあります。必要最低限、ということですね。どんなによい薬でも薬漬けはよくないです。また、ふつうの病院で長期に亘ってたくさん飲んでいた薬を一旦やめるだけでも良くなる人もかなりいることは確かです。それは薬のメリットよりも副作用などデメリットの方が長期間のうちに積み重なっていた場合です。
医者でもらう薬はよくないからと言って、薬を出さないで健康タブレット処方専門のクリニックもあり一般薬と違い、バカ高い金額でボロ儲けというのもあります。ふだんは一人だけ医師免許を持っている人を置いていましたが、医師不在のときには無免許のおえらいさんが処方してました。今もそのクリニックは、健康食品を扱う大きめな会社にもそのやっすい健康タブレットを納入して高額で販売してます。米国で健康タブレットを製造してもらうと一瓶あたりほんの数十円~数百円でできてしまうそうです。それを一万円以上で販売して結構売れているようです。ある程度の高額にするほどサプリメントは売れやすいみたいなのです。
ただそのクリニックのお役目もそれなりにあって、病院で長期大量に貰った薬を飲んでいても治らなかった患者さんが、その大量薬をやめるだけでも良い方向へ向かうということは結構あるようなのです。その際の不安を取り除くプラシーボのような役割をしているんだろうな~、と思っています。
抗生物質などの薬は完全に菌がなくなるまで服用しないといけませんが、それ以外の薬は結構ダラダラと必要もないのに飲み続けることがよくあるようです。医者も金のなる木を手放したくないということもあります。私の周囲には結構医者がいたのですが、真面目に開業医やってるところはそんなに儲かるものではありません。サラリーマンよりいい程度です。必要以上の薬漬けと手術などが一番儲かるしくみになっています。
健康を考えるのなら、食事を腹5分目以下にしゆっくり食事をして、発酵黒にんにく(サプリメントではなく本物をそのまま)とかはちみつとか発酵食品であるみそとか、自然のものから摂取するべきでしょう。
そして内臓に負担をかけないこと。自分の身体と対話し耳を傾けましょう。
ついでに玄米ブームですが、そのまま白米みたいなペースで食べていると胃が固くなってきて体をこわしてしまいます。玄米は、5分づきとか胚芽をいくらかでも残すようにある程度精米して、それから白米の数倍よく噛んで数倍ゆっくり食事をするといいと思います。
小豆と塩を入れて混ぜ混ぜして数時間寝かせる発酵玄米にすると消化もよくなります。これはちょっと手間がかかりますが、白米ご飯やふつうの玄米ご飯と違って日持ちが驚くほどよくなり、3日位釜に入れっぱなしでも臭くなりませんし変わらずにおいしくいただけます。なにしろ発酵させていますからね。
勘違いしないでいただきたいのですが、○○は良い悪いと決め付けるよりも、「自分のものさし」を持つことが最も大切なことだと思います。この世に100%完全に善とか完全悪なんてないと思います。
自分のスケールで、プラスへいくつ、マイナスへどれだけのものなのか。トータルしてプラスになれば、摂取してもいいでしょうし、マイナスの方が大きければやめよう、でいいかと思います。
人それぞれ状態は違いますし同じものを摂取しても消化の度合いはすべて人によって違います。腐ったものをみんなが同じように食べても死にそうになる人と、そのままスルリと排出して平気な人もいます。最終的に自分の身体は他の誰でもない自分だけがメンテナンスをすることができるのです。自分の身体との対話が一番大切です。